ミクロネルの55年の歩み
2023年1月17日、ミクロネルは創立55周年を迎えました。
この記念日を迎えるペーター・マイヤー・シニアは、才能ある発明家であると同時に成功した起業家でもありました。 1968年、わずか32歳の若さで「バイザー付きクラッシュヘルメット」の発明により開発コンペティションで優勝。 電気技師であった彼は、その賞金をターゲルスヴァンゲンにおける会社設立の資金の一部に充てました。 そしてターゲルスヴァンゲンのガレージで、ミクロネルの歴史が始まったのです。
世界初の小型軸流ファンV240
創業からわずか1年後、ミクロネルは世界初の小型軸流ファンV240の発売で国際市場に衝撃を与えます。 これはパワーエレクトロニクスの冷却に使用されました。 同年、ペーター・マイヤー・シニアは初の従業員となるヴァルター・ヘップ氏を採用、同氏は43年後にミクロネルを退職されています。
ガレージからの移転
ペーター・マイヤーの確かな先見性により、同社は創業から15年間を順調に成長していきました。 ターゲルスヴァンゲンで製造された小型ディフューザーリレーやミニファンは世界中で需要が高まり、 小さな会社とそのチームは成長を続けます。 そしてガレージが手狭になったため、町内に新たに取得した施設へ移転しました。
世界最小フラットファンの発明
ペーター・マイヤーは1982年、世界最小かつ初のフラットファンを発明し、再びその革新力を証明する快挙を成し遂げました。 このフラットファンは57×57mm、厚さわずか14mmで、6×6cmの装置に組み込まれました。
ファンとブロワに焦点を当てて
ミクロネル社は中規模製造企業へと成長し、1980年代半ばに現在のチューリッヒ通り51番地に本拠を移します。 その後も次々と新しいイノベーティブな製品が生み出され、ブロワフィルターユニット付き呼吸保護用ファン(PAPR:動力式空気清浄呼吸器)や数多くの顧客特注ソリューションなどが開発されました。
医療業界における革命
2004年、ブロワが初めて医療用人工呼吸器に使用されるようになります。 これはペーター・マイヤー・ジュニアが築いた基盤により始まったパラダイムシフトの礎となりました。 この先駆的な成果は、U51シリーズにおける緊密な顧客連携から生まれたものです。 これが持続的な成功と市場リーダーシップの始まりであり、特に現在では医療用人工呼吸器が同社の売上を牽引する事業となっています。
今日のミクロネル
ペーター・マイヤー・ジュニアは、父の名を受け継ぎ、約100名の従業員、米国、英国、ドイツの3つの子会社、そして世界中に10社以上の販売パートナーと共に、20年にわたり会社を経営してまいりました。 ミクロネル社は技術面において市場のリーダーの一角を占め、世界中で多くの分野において新たな基準を打ち立てています。
その応用範囲は、医療用換気装置(睡眠時無呼吸症、集中治療用換気装置、通気性全身スーツなど)から産業用真空ソリューションにまで及びます。 飲料ボトルの乾燥、歯科用吸引装置、様々な換気用途の製品製造も日常業務の一部です。 ミクロネル社のブロワおよびファンの用途ほど、多様なものはないでしょう。
社名の「MICRONEL」は、常に最小・最長寿命・最静音・最高動力のファンを保証するものです。 創業者の精神を受け継ぎ、高品質な製品はもちろん、何よりも大切なお客様を大切にする姿勢で、この物語はこれからも続いていきます。 すべてはお客様がいらっしゃるからこそなのです。